こだわりの技術

研磨
最研磨の力
未来を削り出す
Technology

私たちの技術

研磨
Point1

平面研削加工

平面研削加工はワーク(加工物)をテーブルに固定し、高速で回転する砥石を使って表面を削り、平らに仕上げる加工方法です。当社ではミクロン単位の精度で加工を行い、厳しい平面度や平行度を実現しています。

コメント:
「気温の変化によって機械の誤差が生じることもあるので、治具(じぐ)や段取りを工夫してその影響をできるだけ抑えるようにしています。以前、5ミクロン(0.005mm)以下という極限の精度を求められたときは、頭を使って調整を重ねました。思いどおりに仕上がった瞬間は、やはりうれしかったですね。加工や見た目の美しさにまでこだわることで、お客様からの信頼にもつながると感じています。」

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担当技術者 Y.Tさん、T.Mさん

外径・内径研削加工
Point2

外径・内径研削加工

外径・内径研削加工は、円筒形の部品を高精度に仕上げる工程です。半導体製造装置などに使用されるセラミックス部品を中心に、真円度や寸法精度を極めて高く保ちながら加工しています。

コメント:
「セラミックスは非常に割れやすく、薄い製品はほんのわずかな衝撃でも欠けてしまうため、作業中は息を止めるほど集中しています。過去にはお客様から実験的な依頼を受けて、難しい加工に挑戦したことがありました。試行錯誤を重ねてようやく形にできた瞬間は、思わず『よし!』と声が出るほどうれしかったですね。こうした成功体験の積み重ねが自分の成長につながっているのだと感じます。」

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担当技術者 T.Tさん、K.Fさん

研磨
Point3

複合研削加工

グラインディングセンタや縦型複合研削盤を用いた複合研削加工では、上記の平面および外径・内径研削加工を一台で行うことができ、工程の効率化と高精度な仕上げを両立しています。さらに一部無人稼働にも対応しており、短納期でのご要望にも柔軟に応えられます。

コメント:
「複合加工は、頭の中で描いた動きをプログラムとして機械に反映させる仕事です。最初は自分の考えをコードで表現するのが難しかったのですが、イメージ通りに仕上がったときは大きな達成感があります。マシニングセンタの導入により、これまで不可能だった加工にも対応できるようになり、納期面でもお客様の期待に応えられるようになりました。お客様に喜んでいただけると、この技術を磨いてきて良かったなと感じます。」

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担当技術者 Y.Tさん、K.Aさん

Equipment inventory

保有機器一覧

設備名
特徴
台数
NCロータリー研削盤
住友重機械工業 SHR-1100
東京精機 TR-80ONC
2台
ロータリー研削盤
岡本工作機械 PRG-6
東京精機 TR-60
3台
円筒研削盤
大隈鐵工 GUP50
大隈鐵工 GUP55
大隈鐵工 GP
大隈鐵工 GUP50
他5台
10台
内面研削盤
東洋工業 T133
他2台
4台
平面研削盤
岡本工作機械 PSG125
他3台
4台
万能工具研削盤
伊藤製作所 DIAPET DP-540
他3台
5台
マシニングセンタ
DMG森精機 NVX7000/40 F311B型
DMG森精機 NVX5100/40 M730UM
DMG森精機 NVX5080
3台
立型複合研削盤
太陽工機 Vertical Mate 85
1台
三次元測定機
東京精密 XYZAX SVA-NEX
1台
旋盤
津田製作所 APOC 600 × 1000
大日金属 DLG-SH型
2台
Case study

加工事例

before

Before

セラミックス素材を使用したねじ加工。
高硬度のため、加工時の精度管理が重要です。

before

After

ピッチ数に合わせて削る幅を最適化。
より均一で高精度な仕上がりを実現。

会社風景